読書していると、面白い! 知らなかった! これ使えそう! 本当にそうなの? など、様々な感情がわいてきます。
そんなとき、本に印をつけておきたくなりますよね。印をつけると、読書の効果も高まります。
私は、読書をするようになってから印のつけ方を色々と試行錯誤した結果、付箋を貼るのが最終形態だ! と思うようになりました。
そこで本記事では、紙の本での読書を前提になぜ付箋が印をつけるのにおすすめなのか、お伝えしていきたいと思います。
本と文房具って、相性いいんよな。
なぜ印をつけるのか
印をつけておきたい理由には、次のものがあります。
- 心を動かされた文章を、後からすぐ探せるように記録しておくため
- 本当にそうなのかな? と疑問に思ったところをあとから調べるため
- はじめて知った単語や熟語などをあとから調べるため
読書しながら、一回一回気になったところを記録したり、調べたりしていると、集中力が途切れてしまいます。読むときは読むことに集中するためにも、印をつけておく方がスムーズに読書ができますよね。
どこに印をつけるのか
印をつける場所も色々あります。
- 文章の全体
- 各タイトル
- 図表
- 単語レベル
- 注 など
印のつけ方は人それぞれ
印のつけ方は、オーソドックスなものは次のとおりです。いつその方法を使っているかも記載します。
- ドッグイヤー……犬の耳のように、本の角を折り曲げること、紙に型がついてしまうのでなんとなく罪悪感があり、印をつけたい!でも付箋もペンも紙もない!という緊急時に仕方なくやる感じ。
- 蛍光ペンなどで線を引く……基本的に売れなくなるので試験を受ける場合に活用。消せるペンでないと、線を引き間違えた時に立ち直れない。脳科学的には赤が記憶に残りやすいので、重要な箇所は赤のマーカーがおすすめ。
- ペンで書き込みをする……2.と同じ。かの夏目漱石も書き込み式でメモをしていたというのは有名な話ですが、手を動かす(触角を使う)ので記憶の定着は最もいいようです。
- 付箋を貼る……貼ってはがせるので便利。痛みの原因になるので、図書館で借りた本には付箋を貼ることはNG。
- 栞を挟む……同じページに感動ポイントがいくつかあった場合対応できない。また、挟める栞の数にも限界がある。
付箋をおすすめする理由
語学や資格試験の勉強など学習目的で本を読むの場合は、本に直接書き込みをしたり、線を引いたりする方がいいです。
それ以外の目的で印をつけるときは、付箋はどんな場所にも対応でき、本にダメージをそれほど与えず(ノーダメージではありませんが)、はがせるので貼り間違えたときにも修正可能、ということで、付箋が最も印をつけるのに適しているとの結論に至りました。
付箋は透過のフィルム付箋が圧倒的におすすめです。紙の付箋で透けないものは、サイズにもよりますが、文章の邪魔になり、もう一度読み返すときに付箋をはがす必要があります。
今は百均で粘着力が高くて、カラフルでオシャレなフィルム付箋が売っていますので、入手もしやすいです。
文庫本などには、短い付箋がちょうどいいので、こちらのスリムタイプの付箋を使っています。
よし、付箋を買いに行こう!
那須くんは先に本買った方がいいんちゃう。
付箋を貼ったあとどうするのか
付箋を貼ってそのあとどうするのかというと、私の場合は本を読み終えてから、付箋を貼った箇所だけをもう一度読み返すようにしています。そうすることで本の内容が記憶に残りやすいです。
途中まで本を読み、次に読むまでに少し時間が空いて内容を忘れかけているときもあると思います。
そんなときに、全部読み返すのは大変なので、付箋を貼っている部分だけを読み返して内容を思い出すのに役立てられます。
さらに、付箋がすぐれているのは、貼られた付箋の数が多ければ多いほど、そのときの自分にとって面白い本だった、ということがビジュアルで見てわかるので、もう一度読み返すかどうかの基準になります。
以上、読書で本に印をつけるのに付箋をおすすめする理由でした。
付箋を活用して、一緒に読書を楽しみましょう。
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