本を途中で読めなくなった時の理由と対処法

本を途中で読めなくなった時の理由と対処法 本の読み方

本を読み始めたものの最後まで読み切れない途中で読むのをやめてしまった

こんな経験はありませんか?

こんなとき、そもそもなぜ本を途中で読めなくなってしまったのか? 我慢してでも最後まで読み切るべきなのか? そして、最後まで読むための対処法は何かあるのか? について、考えてみたいと思います。

読書は苦手。必ず途中で眠くなるんだよね。

自分との相性がよくない

北斎漫画

①内容

人間と同じように、本には必ず相性があります。どうしても内容を面白いと感じられないのなら、自分との相性がよくない可能性が高いです。対処法は、きっぱりと「読むのをやめること」です。本は最後まで読み切らないといけないものではありません。むしろ、途中でやめられるのが読書のいいところです。

それ以外には、本の言葉遣いが難解であったり、知識レベルが高すぎて読み進められないこともあります。知識レベルが高すぎる場合の対処法は、同ジャンルの初心者向けの本を先に読んでから戻るのもありです。言葉遣いが難解な場合は、対処法としては、辞書で調べながら読むことです。ただ、1行進むごとに辞書で引かないといけないくらいの難解具合(特に学術系書籍に多いです)ですと、相当な根気がいります。どうしても読みたい場合以外は諦めてもいいかもしれません。

難解な書きぶりが味になってる本もあるけどな。

②タイミング

本は、人との出会いが一期一会であるように、本との出会い一期一会、読むべき時が必ずあります。私の場合は特に人から勧められた本が、残念ながらタイミングが合わないことが多いです。どうも気が乗らないなと思ったときは、潔く読むのをやめましょう。いつか読みたいと思える時が来たら、読めばいいです。

③文字が小さすぎる

え?そんなことで?と思われるかもしれませんが、フォントサイズが小さいだけでかなり読みにくいです。複数の出版社から出ている本であれば、字が大きいものを選ぶことをおすすめします。

そういえば、古本屋で買った昔の本は字が小さいことが多いな。

僕が本を読み進められないのは文字サイズのせいもあったのかな~。

時間がない

イタリアの本屋さん

①読むための時間が物理的に確保できない

仕事に勉強に家事に育児に、やることが多すぎて、とにかくみんな忙しい! それでもどうしても読書したい場合は、何か他のことをする時間を捨てて読書の時間を捻出する必要があります。 たとえば、洗濯機をドラム式にして、物干しの時間を短縮するなどです。私は東芝のドラム式洗濯機に長年お世話になっており、10年くらい経ちます。

お金はかかりますが、場合によっては家事代行なども検討してもいいと思います。

②他のやりたいことの優先順位が高い

①と近いですが、こちらは読書に消極的なパターンです。他にやりたいことがあって、読書が後回しになっている。そんなときは、優先順位が高いものを先にやった方がいいです。それらを終わらせてから、読書をしましょう。読書には、必要なタイミングがあります。今はそのときではない、くらいに考えて憂鬱にならないようにしましょう。

集中できない

①集中できる環境がない

自宅だと静かに読書する場所がない、別のことをしてしまうなど、場所に問題があります。自宅で書斎を作る、ノイズキャンセリング付きのイヤホンをする、など読書の環境を整えましょう

クラシックやJAZZなどの生の楽器を奏でるような音楽を聴く場合は個人的にゼンハイザーがおすすめです。

私は、読書の環境を整えたくて本棚つきの物件に引っ越しました。大変快適です。

この喫茶店で読書するなど、自宅以外にも読書スペースが複数持てるといいですね。

②他に気がかりなことがある

読書にはある程度集中力が必要です。他に気がかりなことがあると、読書が進みません。その場合の対処法は、気がかりなことを取り除くしかありません。そんな簡単じゃないよと思われるかもしれませんが、いい方法があります。気がかりなことを取り除く解決策を、読書で見つけるのはどうでしょうか?

悩みを解決してくれる本が、そのとき読むべき本です。

その時の自分に必要な本がわかれば、僕でも最後まで読める可能性があるんだね。

③そもそも面白いと感じられない

本が面白いと感じられるものであれば、集中できます。逆に集中できないのなら、それは今の自分には面白いと感じられる本ではない可能性が高いです。この場合も対処法は、「読むのをやめること」です。

いかがでしたでしょうか。は生きている間に読み切れないほどあるので無限ですが、我々に与えられた時間は有限です。必要がなければ、最後まで読み切らなくてもOKです。

途中で読めなくなったら、きっぱり諦めましょう。次の新しい本との出会いがあるはずです。

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