読書で運を良くするってどういうこと?! と思うかもしれませんが、私は読書を続けることで、どんどん運が良くなってきているという実感があります。
「年収と読書量は比例する」とよく言われます。これは読書することで運が良くなり、その結果として仕事もうまくいって年収が上がった、とも考えられるでしょう。
今回は、読んでから特に運が良くなったと思えたを4冊を紹介したいと思います。
自分のことを認められるようになる本―『ぼくを探しに』
運の良しあしは、何によって決まるのでしょうか?
それは、「自分は運がいい!」「私は強運の持ち主だ」と自分で思えているかどうかだと思います。
そのためには、自分のことを自分で認められている必要があります。
シェル・シルヴァスタイン『ぼくを探しに』は、自分には何か足りない、自信が持てない、と思っている方が読むと、こんな自分も悪くないと思える本です。
シンプルでかわいらしい絵本なのですが、子供だけではなく大人も楽しめる本です。
原題は、『The Missing Piece』。インテリアとしても素敵やで。
天職の見つけ方がわかる本―『おとなの進路教室。』
運がいいと、仕事もうまくいきます。仕事がうまくいくためには、仕事が楽しい! これが天職だ! と思える仕事を見つける必要があると思いますよね。
でも、天職を見つけるって、ものすごく難しいことです。
- そもそも天職とは?
- 好きなことをして稼げるのか?
- 自分には何が向いているのか?
- 自分は本当は何が好きなのか?
色々考えるとわからなくなります。
そんなときは、山田ズーニーさんの『おとなの進路教室。』がおすすめです。初出は約20年ほど前の本ですが、今でも色褪せていません。
この本は、山田ズーニーさんが「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載された「おとなの小論文教室。」から、大人向けの「進路指導」がテーマになっている記事がまとめられた本になっています。
私は大学で就職活動をしているとき、将来の進路がなかなか見つかりませんでした。どうしてやりたいことが見つからないんだろう、自分はダメな人間かもしれない……。
そう思っていたときに、この本を読んで、社会にまだ出ていないんだからやりたいことが見つからなくても当然。見つからないのは仕方がないのでとりあえず社会に出よう、と思えるようになりました。
お金との付き合い方がわかる本―『大好きなことをしてお金持ちになる』
運の良さとお金持ちかどうかにも関連性がありそうです。
ただ、『ユダヤ人大富豪の教え』で有名になった本田健さんの主張は、一貫して、「お金持ちだからといって、必ずしも幸福とは限らない。だから、幸せな小金持ちになろう」というものです。
その本田健さんの『大好きなことをしてお金持ちになる』には、幸せに稼ぐためには大好きなことでお金持ちになる方法が書かれています。
好きなこととお金を稼ぐことは両立しない、好きなことで稼ぐなんて節操がない、と思ってしまいがちですが、この本を読むと、大好きなことでもお金持ちになれるんだ! と思えて、その道筋も見えるようになります。
チャンスを掴めるようになる本―『アルケミスト』
運がいいと思えるためには、チャンスを掴む力があるかどうかが重要です。
「チャンスの神様には前髪しかない」というように、チャンスを掴むためには、今がチャンスなんだと気づき、飛び込む勇気が必要です。
パオロ・コエーリョ『アルケミスト』は、ラテン版『星の王子様』と呼ばれている童話です。上場企業の経営者で「座右の書」にこの本を挙げている方が多いです。
この本を読むと、それまでよりも、チャンスに気づく力、何かが起きそうな「前兆」を感じる力が身に付きました。また、「前兆」によって、うまくいっているなということを感じとれるようになったと思います。
いかがでしたか。読書すると直接、間接に運が良くなったと思います。
読書習慣をつけて、皆さまがよりハッピーな人生を送れたらいいなと思います。
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