日本国内だけで、毎年約7万点の新刊書籍が出版されています。本は無限にある一方、私たちの時間は有限です。
一生のうちに読書できる本の冊数は限られていますので、読みたい本や面白そうな本を厳選して読書していきたいところです。
- 読みたいと思える本になかなか出会えない
- みんなどこで本を探しているの?
そんな方に向けて、本を探す場所とそれぞれのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
リアル書店
①大型書店
本との出会いが一番多いのはリアル書店です。本屋をうろうろしているうちに、思ってもみない本に出会うことがあります。大型書店だと置いている本の数も種類も多いですので、いい出会いがある確率も高まります。
②街の本屋さん
文庫、新書、単行本、漫画や児童書、学習参考書を選りすぐって置いています。学校に近い書店ならその学生向けの書籍をそろえていたり、オフィス街にある書店ならビジネス書をそろえていたりと、本の品揃えが立地により大きく変わります。
フェアを開催していたり、売れている本をランキング形式で紹介していたりする書店もあって、立ち止まってみると、気になる本が見つかることが多いでしょう。
買いたい本があって書店に訪れたとしても、それ以外の本が目に飛び込んできます。偶然のいい出会いが一番多いのがリアル書店です。
デメリットは、時間がかかることでしょうか。時間に余裕があるときや、待ち合わせに早く着いたときには書店にちょっと寄ってみることをおすすめします。
Amazon
本はAmazonで買うという方が今は一番多いかもしれません。目的買いのときは見つけたらぽっちっとするだけで買えますし、Amazon Primeだと配送料無料で翌日配送がほとんどなので、すぐに家に本が届きます。
Amazon Primeの無料体験はこちらからただ、リアル書店と違って中身を自分で確認できないので、レビュー頼りになり、本選びに失敗する可能性はそれなりにあります。
星が4.5以上だと良本である場合が多い印象です。失敗確率を低くするためには、レビューを1つ1つ確認した方がいいです。
確かにこれまでレコメンドされている本で面白い本との出会いもありました。ただ、あまり突飛な本は紹介されないので、出会いの体験はリアル書店に比べると少なくはなります。
TwitterやYouTube
書評をTwitterやYouTubeで発信している人がいるので、そこから本の情報を得る方法もあります。
YouTubeだと、「中田敦彦のYouTube大学」や「サラタメさん」がビジネス書の書評系ユーチューバーとして有名です。
Twitterは、情報のスピードが速く、まだAmazonなどでレビューされていない本でも「面白かった」とつぶやいている人を見つけることができます。
ただ、この場合は本を探すというよりは、好きな人・お気に入りの人を見つけてフォローしていたら面白そうな本を紹介していて買ってみたら面白かったというパターンになります。お気に入りの人次第になってしまうところがネックです。
友人や知人のすすめ
友達に本を勧められて読んでみたけれどどうも自分には合わなかった、という経験はありませんか?
趣味や嗜好が似ている友達なら、本の趣味も似ている可能性がありますが、毎年7万点新刊が出版されることを考えると、本の趣味は合わない方が普通かもしれません。さらに、本には読むべきタイミングというものがあります。
必ずしもそのときの自分に合ったものを勧めてくれているとは限らないので、合わないことがあっても不思議ではありません。
逆に、読書が好きな友達に、「前向きになれそうな軽めの小説ある?」とか、「最後の伏線回収が見事なミステリある?」など、こちらから具体的に聞いてみたときは、面白い本を紹介してもらえる可能性が高まります。
以上から、最近は私の場合、リアル書店、YouTube、Twitterの順で読みたい本に出会うことが多くなっていますし、面白い本との出会いも増えています。
それぞれの特徴をふまえたうえで、本を探すようにしてみてください。
皆さまに本とのいい出会いがあるよう願っています。
コメント